激レア?! あまり見かけない「ごぼうの花」。その姿から花言葉まで。

基礎知識

みなさんは「ごぼう」というとどんなイメージを思い浮かべますか? おそらく多くの方が、畑から掘り出されて店頭に並ぶ長い根っこや食卓に並ぶごぼう料理を想像するんじゃないかと思います。

当たり前のことですが、ごぼうも植物です。みなさんが普段食べる根っこ以外にも、もちろん茎や葉はありますし、花だって咲きます。でも、〈ごぼうの花〉ってあまり馴染みがないですよね。

意外と(?)キレイなごぼうの花

毎日のようにごぼうを食べていても、ごぼうの花と聞くと「ああ、あれね!」とイメージできる人は、ほとんどいないと思います。

ごぼうの花は、春に種が撒かれた場合、その翌年の6月から7月頃に咲きます。このような、年をまたいで発芽から生殖までのサイクルを終える植物を「多年草」と呼び、ごぼうはそれが2年間に渡るので「2年草」といいます。

ところで、「アザミ」の花はご存知でしょうか? こちらはガーデニングなどでもよく用いられるので馴染みのある方もいらっしゃると思います。ごぼうの花はアザミにとてもよく似ています。

アザミの花(左)とごぼうの花(右)

花の直径3~5センチほど。ごぼうもアザミも同じキク科の植物で、花が鮮やかな紫色をしており*1、形状も似ています。このような細長く小さな筒のようなものが集まって一つの花のようになっているものは「筒状花(つつじょうか)」といって、キク科の植物によく見られます。

ちなみに、東北地方などではアザミの若葉や根っこの部分が食用として売られていたりします。アザミは、見た目や用途がごぼうに似ていることから「ヤマゴボウ」とか「キクゴボウ」などと呼ばれることもあります。

ごぼうの花をあまり見かけない理由

ここまで読んで〈ごぼうの花を見てみたくなった〉方がいらっしゃるかもしれません。

でも実は、ごぼうの花はごぼう畑ではほとんど見ることができません! なぜなら、根を食用とする場合、花が咲く前に収穫をしてしまうからなんです。一般的にあまり馴染みがないのはそういう理由もあるんです。

ごぼうの花を見るには…

ではごぼうの花はどこへ行けば見られるのでしょうか。

ときどき草むらなどにも生えているようですが、なかなか見つけられないかもしれないですし、それっぽいものがあったとしてもアザミの一種かもしれません。確実なのは自身で育ててみることですが、なかなか難しいですよね…

ごぼうの花言葉

ごぼうの花

ごぼうの花

最後に、ごぼうの花言葉をご紹介します。

ごぼうの花言葉1 「さわらないで」

こちらはいかにもという感じでしょうか。たしかに花の下についている実がトゲトゲしていて何も寄せ付けたくないという印象があります。

ごぼうの花言葉2 「しつこくせがむ」

トゲトゲした実はオナモミのような「ひっつき虫」。それがいつまでもしつこくついて回るということを表しているのでしょう。

  • 1 花の色が白いこともあります。

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