真夏の燃えるような太陽の下、茨城県にあるごぼう畑を訪ねました。広大な畑のなかで、一株一株のごぼうたちが所せましとひしめき、空に向かって大きく葉っぱをひろげながら伸び伸びと育っています。
収穫にはひとあし早い時期ですが、今回は特別に栽培者の方に、ごぼうの収穫前に行う「葉の刈り取り」を実践していただきました。トラクターのような機械に乗って、一直線に、ゆっくりとごぼう畑を進んでいきます。
刈り取り機が通り過ぎた後は、ごぼうの葉と茎がきれいさっぱり!なくなっています。刈り取られた株を見ると、ごぼうの太くて硬い茎が現れていました!
そこで、「ごぼうの株をそのまま引っこ抜かせてください!」とリクエストしたところ・・・快く承諾いただき(ありがとうございました!)、さっそくごぼう抜きにチャレンジ!ごぼうの根元をしっかり握りしめ、大人の男性が全体重をかけても、なかなか抜けません。途中で茎が折れたりしつつ、ようやくコツをつかんだと思った瞬間、すっぽん!とごぼうの根が顔を出してくれました!
3人とも、太くて長いごぼうを天に掲げて、満面の笑みで記念撮影(^^)。栽培者の皆さんの苦労と喜びを同時に味わった気がしました。ごぼうを大切に育ている皆さんに敬意と感謝もひとしお感じることができた一日体験でした。
ちなみに、ごぼうを抜くときのコツは、茎をしっかりと根元から握ること。ごぼうが根を張っている角度を確かめながら、一気に力を込めて抜くとのこと。皆さんもぜひ、ごぼうを抜く機会があれば(なかなかないかもしれませんが)試してみてください!
以上、8月のごぼう畑レポートでした!